格闘技団体「ブレイキングダウン」の元代表の男らが「スマートフォンの輸出事業に投資すれば儲かる」などと持ちかけ、会社役員の男性らから多額の現金をだまし取ったとして逮捕されました。男らは総額80億円を集めたとみられています。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、格闘技団体「ブレイキングダウン」の元代表・板垣雄吾容疑者(44)ら男女3人です。

板垣容疑者らはおととし7月、会社役員の男性(40代)に「スマホを安価に仕入れ、海外の会社へ高値で売却する」「出資額の7、8%を上乗せして返済できる」などと持ちかけ、現金8000万円をだまし取った疑いがもたれています。

警視庁によりますと、板垣容疑者らの事業に実態はなかったということです。

警視庁は板垣容疑者らの認否を明らかにしていませんが、板垣容疑者らが複数の会社役員らからあわせておよそ80億円を集め、大半をだまし取っていたとみて、調べを進めています。

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