中小企業の後継者不足が全国的に問題になる中、24日長崎市で事業承継について学ぶ経営者向けのフォーラムが開かれました。

九州経営者フォーラムイン長崎は、企業の合併や買収を仲介するM&Aキャピタルパートナーズなどが県内で初めて開催したもので、地元企業の経営者らおよそ100人が参加しました。

第1部では冷菓・冷凍食品の卸売りを行う佐々木冷菓が講演を行い、第2部ではM&Aについて講演が行われました。

帝国データバンクのまとめでは、去年の県内の後継者不在率は59.6%と全国平均の53.9%を上回っていて事業をどう引き継ぐかが課題となっています。

M&Aキャピタルパートナーズ中村悟社長:
「M&Aの件数が、昨年日本全体で4000件くらいニュースになってるんですが、長崎県ではわずか7件ということで、子どもが継いでくれないばかりに、潰してしまうのは取引先や社員に対しては非常にかわいそうなことですので、そこは選択肢として違う力で会社を残す。」

M&Aキャピタルパートナーズは引き続き全国を回りM&Aの認知度向上を目指したいとしています。

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