岩手県産食材の取引拡大を目的に、岩手県内の生産者と商品を仕入れるバイヤーを集めた交流会が24日盛岡市で開かれました。

この「いわて県産食材マッチング交流会」は、県が企画しているもので、2024年で3回目の開催です。
24日は県内で農畜産物や水産物を扱う28の事業者が参加しました。


会場に並んだのは通常の倍ほどはある肉厚のシイタケや、三陸産のサケの捨ててしまう部位を活用した調味料など様々です。
会場には県内外からおよそ70人のバイヤーが訪れ、商品の特徴や生産方法などについて参加事業者から直接、話を聞いていました。

(バイヤーは…)
「新しく出てきた生産者の声を聞いて、飲食店なのですが、いろいろ使ってアピールできたらいいと思っています」

県によりますと、去年は交流会に参加した事業者のうちおよそ7割が取引につながったということです。

(参加事業者は)
「商品がどういうもので、どういう人に食べてほしいか、どんな思いで作っているかを聞いてほしい。それを聞いて、いい反応がもらえたらうれしい」

県は県産食材の流通をさらに拡大するため生産者とバイヤーをつなぐ場を今後も作っていきたいとしています。

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