新紙幣の1万円札の肖像、渋沢栄一が開設した渋沢農場などの資料を保存する青森県十和田市の施設が特別公開されています。

新紙幣の発行記念として特別公開が始まったのは十和田市の三本木原開拓澁澤農場文庫です。

渋沢栄一が三本木原の開拓をしていた会社の経営難を救うため開設した渋沢農場の5代目農場長、水野陳好が自費を投じた施設です。特別公開では文庫が収蔵する明治中期から農場が解散するまでの膨大な資料のほか、1908年に渋沢が農場を視察した際の写真などを見ることができます。

※来場者
「十和田の歴史をすごく感じます。また色々な新しい発見というのか、そういうのがわかりました」
※三本木原開拓澁澤農場文庫管理人 水野悟さん
「渋沢栄一さんの書だったり、お孫さんの敬三さんの書。普段そういうものも目に付かないものですので、この機会にぜひ見てもらえれば」

三本木原開拓澁澤農場文庫の特別公開は9月29日まで行なわれています。

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