TSMC第3工場の誘致に向けて8月に台湾を訪問した熊本県の木村知事と、台湾・経済部のトップが意見交換しました。

9月24日、熊本県庁を訪れたのは日本の経済産業省にあたる台湾経済部のトップ、郭智輝(かく ちき)部長ら9人です。

非公開で行われた会談では、熊本版サイエンスパークについて意見を交わしたということです。

台湾経済部 郭智輝部長「サイエンスパークができる可能性は十分高いです。ただ、交通問題と人の問題が上手く解決すれば」

会談後、取材に応じた郭部長はサイエンスパーク実現には、交通インフラと人材育成の課題解決が必要と指摘。

これに対し、木村知事は「政府の力を借りながら、今後3年から5年かけて道路整備などを進めたい」と意欲を示しました。

一方で郭部長は、今後の経済交流に向け台湾企業の支援拠点が熊本に置かれる可能性が最も高いことを明らかにしました。

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