青森県平川市の農業高校で、生徒たちが栽培を学んでいる高密植栽培のリンゴの初収穫が24日行われ、わい化栽培のリンゴと食べ比べをしました。

県立柏木農業高校では、県が推奨しているリンゴの高密植栽培を授業に取り入れ、生徒たちが管理方法などを学んできました。

24日に初収穫を迎えたのは中生種の「とき」で、1本の木に4個から6個ほど実をつけ、去年4月の植樹から栽培に携わってきた3年生が収穫しました。そしてわい化栽培の「とき」も収穫し、選果機で品質評価データを比較しました。

このうち実の大きさでは、わい化に見られなかった直径93ミリ以上の「大」が、高密植栽培では4個選び出されました。

最後に食べ比べをした生徒たちは、まるごと頬張るなどして初収穫の味を堪能していました。

※生徒は
「高密植の方が1年目なんでまだ味はうすい。わい化の方は甘くて酸味が強くておいしい」
Q.高密植の味は良くなるか?
「たぶんうまくなると思う」

生徒たちは高密植栽培の知識や経験を生かしていきたいと将来のリンゴづくりへ意欲を見せていました。

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