木原防衛大臣は、今年7月に中国の領海を一時航行した海上自衛隊の護衛艦「すずつき」の艦長が、同じ7月に交代していたことを明らかにしました。
木原防衛大臣
「7月に『すずつき』の艦長が交代をしているというのは事実であります。個別の異動事案、異動理由については申し上げておりません」
中国外務省は今年7月、海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が許可を得ないまま中国の領海に一時侵入したとして、日本側に対し厳正な申し入れを行っていました。
これに対し日本側は「技術的なミスだった」と釈明したということです。
木原防衛大臣は24日の会見で、7月に「すずつき」の艦長が交代したことを明らかにしましたが、その理由は説明しませんでした。
この艦長は5月に就任したばかりで、領海侵入を受けた事実上の更迭とみられます。
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