鹿児島県出水市の肥薩おれんじ鉄道の野田郷駅で24日、列車が脱線しました。肥薩おれんじ鉄道は出水と川内の間で運休し、25日も始発から運休します。
肥薩おれんじ鉄道などによりますと、24日午前11時半ごろ、出水市の野田郷駅で、新八代発・川内行きの1両編成の列車が脱線しました。乗客11人と乗員1人のあわせて12人が乗っていましたが、けがはありませんでした。
野田郷駅に入ろうとしたところ、運転士が異音に気付き、非常ブレーキをかけて停車させたということです。
列車は前部分の車輪が脱線していて、国の運輸安全委員会は24日、現場に鉄道事故調査官を派遣し、事故の原因を調べることにしています。
脱線の影響で、肥薩おれんじ鉄道は24日、出水と川内の間で終日運休となりました。25日も始発から運休し、復旧作業などが完了次第、運転を再開するということです。
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