海の中にいた女性を協力して救助したとして24日、下関市の中学生3人に警察から感謝状が贈られました。



感謝状が贈られたのは、下関市の日新中学校3年の横田彪雅さんと、岩田博整さん、浴林勇希さんです。

小学生のときから仲よしの3人に、石田篤史署長から感謝状が渡されました。



記者
「中学生たちは遊びの帰りに女性のうめき声に気づいて、岸壁のボートフェンダーにしがみついているのを発見しました」

3人は今月2日午後8時ごろ、自転車で通りかかったとき、海の中にいた20代の女性に気付きました。

辺りは真っ暗で、当時は満潮に向かって潮が上がっている危険な状態でした。

浴林さんは携帯のライトで辺りを照らし、横田さんと岩田さんは腰まで海に浸かりながら女性を引き上げました。

その後も女性に声をかけたり、ばんそうこうや水を用意したりして、救急隊に引き継ぎました。

岩田博整さん
「発見したときは正直びっくりしたんですけど、驚きという感情はすぐに『救おう』というものに変わりました」
横田彪雅さん
「ふだんから仲がいいので、こういう危ない状況とかあったときに協力しあえたんじゃないかと思います」
浴林勇希さん
「助けることができてよかったです」



石田署長は「これからも思いやりの心を持ち、安全・安心の地域づくりに協力してもらいたい」とたたえました。

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