23日未明、札幌市中央区の居酒屋で、この居酒屋を経営する70代の男性の腹部を蹴るなどし、肋骨を折る大けがをさせたとして、58歳の男が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市南区に住む58歳のタクシー運転手の男です。
 この男は23日午前0時10分ごろ、札幌市中央区の居酒屋で、この居酒屋を経営する70代の男性の胸ぐらをつかんで床に倒した後、腹部を蹴り、肋骨を折る大けがをさせた疑いが持たれています。
 警察によりますと、男は当時、もう1人の男性も合わせた3人で酒を飲んでいて、何らかの原因で口論になると、腹を立て、犯行に及んだとみられています。
 その場は、そのまま解散となりましたが、およそ1時間後、もう1人の男性の自宅の窓ガラスが割られる事件が発生。
 もう1人の男性から「自宅のベランダの窓ガラスが割られた」という通報受け、警察が捜査をすすめた結果、男の傷害容疑も発覚し、25日午後、逮捕に至りました。
 取り調べに対し、58歳のタクシー運転手の男は「胸ぐらをつかんだ後、床に倒したことは間違いありません。殴ったという意識はありません。蹴る行為をしましたが、当たった記憶はありません」などと話しているということです。
 警察は、窓ガラスが割られた事件への関与を含め、引き続き調べをすすめています。

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