木原防衛大臣は23日、ロシア軍の哨戒機が3度にわたり北海道・礼文島北方の日本の領空を侵犯したことについて、「挑発的な行動と考えてもおかしくない」との認識を示しました。
木原防衛大臣
「(領空侵犯の)2回目、3回目が行われた。そして同じ領域にとどまっているということを考えると、挑発的な行動と考えてもおかしくない」
木原防衛大臣は、緊急発進した自衛隊機が1回目の領空侵犯から警告をしていることや、ロシア軍機が領空の外に出たあとも周辺空域にとどまっていたことから、「挑発的な行動と考えてもおかしくない」との認識を示しました。
また、8月に起きた中国軍機による領空侵犯や、中国艦艇による領海侵入にも触れ、「短期間の間にこうした事案が立て続けに起きていることに強い危機感を有している」と述べました。
その上で、今後も「躊躇なく対領空侵犯措置を厳正に行う」と強調しました。
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