津軽海峡で始まりました。青森県むつ市大畑町沖で、ブランドサーモンとして知られる「海峡サーモン」の水揚げが行われてます。

紅色の、ほどよく乗った脂と、とろけるような舌触りが絶品とされる「海峡サーモン」の刺身。この上質な身を生むのが津軽海峡の荒波です。

沖合3kmに設置された「いけす」で25日、養殖を行っている北彩漁業生産組合の組合員のほか、むつ市の山本知也市長が、「海峡サーモン」にえさを蒔き、約200匹を漁船に引き揚げました。

「海峡サーモン」は、淡水で養殖した幼魚の中から大型のものを選んで津軽海峡の外海で育てたブランドサーモンです。組合によりますと、2023年の海水温が高かった影響で、体長は約60cm、重さは2.5kgほどと、いつもの年より小ぶりだと言うことです。

北彩漁業生産組合 濵田勇一郎 組合長
「サイズ的には若干小ぶりだとは思うんですけど、味的には例年通りの身の締まりと脂の乗りとか後味とかは変わりない」

「海峡サーモン」の水揚げは、7月いっぱい続く予定で、組合では2020年以来、4年ぶりとなる100トンの水揚げ量を見込んでいます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。