18日に発生した山口県山口市の山林での火事は、21日午前6時から消火活動が再開されています。
20日夜に火の勢いが再び増し付近に出されていた避難指示が21日8時半に解除されましたが一時16世帯28人が避難しました。

火の勢いは弱まっていますが鎮火はしておらず、けさは6時から県の防災ヘリや自衛隊のヘリによる消火活動が再開されています。

火事は9月18日に山口市秋穂二島の山林から火が出たものでけがをした人はいませんが、少なくとも30ヘクタールが焼けました。

20日夜強風の影響で火が再び強くなり、一時住宅まで450メートルまで迫りました。

付近の人は
「まさか名田島の方に火が回るとは思いませんでしたからね。軽く考えていたんですけど、かなり深刻ではないかと思いますね」

山口市は名田島地区と秋穂二島地区の一部・33世帯72人に避難指示を出し、最大で16世帯28人が一時避難しました。

避難した住民
「私は家が一番気にかかるの、
大事な物がいっぱいある」

山口市消防本部 現場指揮本部 酒井健 本部長
「一刻も早く鎮火に向けて活動を継続したいと思います」

きょうの消火活動は県の防災ヘリ1機、自衛隊が7機と合わせて8機と増やして行われています。

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