気になる疑問を調べて統計グラフにまとめる「県統計グラフコンクール」の審査会が20日、鹿児島市で開かれました。
県統計グラフコンクールは統計的なものの見方や表現を学んでもらおうと毎年開かれているものです。今年は、小学生から一般まで901人・690点の応募があり、20日は、審査会がありました。
鹿児島弁や桜島の噴火など鹿児島らしいものや、今年開かれたパリオリンピックをテーマにまとめたグラフなどが並ぶなか、子どもらしい疑問に関する統計グラフもありました。
鹿児島市立西紫原小学校4年・杉田尚紀さんの作品、「ネコはいごこちのいい場所を知っている?!」は、飼っているコハクとコグマが色々な所で気持ちよさそうに寝ていることをきっかけに2匹の好きな場所と時間帯などをグラフにまとめました。
その結果、2匹がそれぞれあたたかい場所とすずしい場所を好むことや、「毛の長いコグマは暑がりかもしれない」ということまで分かったようです。
また、薩摩川内市立高来小学校5年・宍野暖和さんの作品、「11才のわたし」は、自分についてのアンケートを配り、周りから見た自分の印象をグラフにしました。「めんどくさがりな私はあまりバレていないようだった」「笑顔でやさしい12才のわたしを目指してがんばります」とまとめられていました。
(県・統計課 髙田弘信課長)「統計というものが社会の役にも立っているので今後も興味関心を持ってもらえたら」
審査結果は10月18日の「統計の日」に発表されます。また、入賞作品は全国コンクールに出品されるということです。
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