来年の春のセンバツにつながる秋の高校野球・宮城県大会が19日開幕し、20日、仙台育英が新チームで1回戦に臨みました。
3年ぶりの優勝を狙う仙台育英と古川工業との対戦。試合は2回。打席には、新チームの4番・川尻。振り抜いた打球はレフトの芝生席へ飛び込むソロホームラン!育英が1点を先制します。
その後、2点のリードをもらった育英の先発は、1年生の井須。フォアボールとヒットで2アウト1塁3塁のピンチを招きますが、ここは低めの変化球で空振り三振を奪い、点を与えません。
一方、味方の反撃を信じて投げ続ける古川工業のピッチャーは本田。打たせて取るピッチングで、育英打線相手に7回2失点と踏ん張ります。
攻めあぐねていた育英は8回。ヒット2本で2塁3塁のチャンスを作り、バッターは2回にホームランを打った川尻。ピッチャー強襲の2点タイムリーヒットで古川工業を突き放します。4対0と苦しい試合を制した仙台育英。2回戦進出です。
仙台育英・川尻結大選手:
「一発で決められなかったり、みんながみんなずるずる行ってしまうところがあるので、しっかり改善できたらと思います」
須江航監督は、「初戦は難しい試合になると思っていたので勝ち切れて良かった」と話していました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。