日本には直接影響を及ぼさないと思われていた「台風14号(プラサン)」。しかし、20日に発表された気象庁の最新の進路予報をみると、まさかの“Uターン”で一気に日本に向けて進路を進めるとみられている。
進路を東寄りに変える「台風14号」は、22日には北陸地方付近の「日本海」まで進み、その後「温帯低気圧」に変わる見込みだ。「台風14号」の今後の進路や勢力は一体どうなるのでしょうか?
以下、気象庁が発表する「台風14号(プラサン)」の最新の実況と予想の詳細となります。
(◎のマークのある予報が最も勢力が発達している日時の予報となります。)
「台風第14号(プラサン)」の実況と予報
(気象庁・20日午後0時45分発表)
・20日午後0時(正午)の実況によりますと…
「台風14号」は、北緯31度55分、東経120度25分を中心に中国の『華中』で北北西方向に時速10kmの速さで進んでいるとみられています。中心の気圧は998ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。台風の北東側390kmと南西側220kmが秒速15m以上の強風域となっています。
・21日午前0時の予報によりますと…
「台風14号」は、北緯33度20分、東経121度05分を中心に『黄海』で北北東方向に時速15kmの速さで進んでいるとみられています。中心の気圧は998ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。予報円の半径は65kmとなっています。
・21日午後0時(正午)の予報によりますと…
「台風14号」は、北緯34度40分、東経124度55分を中心に『黄海』で東北東方向に時速30kmの速さで進むとみられています。中心の気圧は1002ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。予報円の半径は105kmとなっています。
◎22日午前9時の予報によりますと…
「台風14号」は「温帯低気圧」に変わる見込みで、北緯37度10分、東経137度10分を中心に『日本海』で東北東方向に時速50kmの速さで進むとみられています。中心の気圧は992ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。予報円の半径は210kmとなっています。
「台風15号(ソーリック)」は「熱帯低気圧」に変わりました
(気象庁・20日午前4時05分発表)
・20日午前3時の実況によりますと…
「台風15号」は「熱帯低気圧」に変わりました。北緯17度00分、東経107度00分を中心に『ベトナム』で西方向にゆっくりとした速さで進むとみられ、この時点で中心の気圧は998ヘクトパスカルとなっていました。
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