大阪国際がんセンターは、院内の情報共有のミスにより、50代の女性患者の食道がんの治療が4か月遅れ、病状が悪化したと明らかにしました。

 大阪国際がんセンターの50代の女性患者は去年5月、中咽頭がんと食道がんの重複がんだと診断されました。

 センターはまず病状が進行していた中咽頭がんの治療を進めることにし、食道がんについては去年9月に治療を始める予定でしたが、今年1月、治療が始まっていなかったことが判明。食道がんはステージ1からステージ4まで進行したということです。

 頭頸部外科から消化器内科への引き継ぎが適切に行われなかったことなどが原因で、センターは患者本人や家族に謝罪。再発防止を徹底するととしています。

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