きょうは4月25日は、多くの新社会人の皆さんが待ちに待った初給料の日。社会の厳しさを実感し、初めて手にするお給料、この日を待ちわび、何に使うかじっくり考えた新社会人も多いと思います。

■待ちに待った初任給!使い道は?

熊崎風斗キャスター:
4月25日、初任給という方も多いのではないでしょうか?

まず、厚労省「賃金構造基本統計調査」から初任給の推移のデータです。(大卒)

物価が違うので、当然、単純比較はできませんが…

1976年 男性:9万4300円、女性:8万7600円
2023年 男性:24万300円、女性:23万4300円

2024年、給与水準を上げている企業も多いということで、今後も給料は上がっていくのではないかとみられています。

では、初任給をどのように使うのか。

まず、「自分へのご褒美」という方が多かったです。

「自分へのご褒美としてゴールデンウイークの静岡旅行に使いたい」
「野球観戦やアニメのグッズに使う。ほとんど自分の趣味に消えちゃう」
「Apple Watch買っちゃいました!9万円くらいした」

それから、「家族への感謝」ということで…

「親のためにレストランを予約しました。『ありがとう』と伝えたい」
「まだ何を贈るか決めてないが、おばあちゃんにプレゼントしたい」
「千疋屋のメロンを親にプレゼントした。『人生で初めて食べる』と喜んでくれました」

「メロンとリンゴ、合わせて1万7000円分プレゼントした」ということも話していました。

それから、こんな使い方もありました。

「恋人にプレゼントをあげたい。記念になるものを用意したい」
「借金返済。初任給の半分くらいなくなりそう…」
「ちゃんと今のうちから貯蓄しようかなと思ってます」

色々な使い方がありますね。

初任給の使い道ランキングです。(ソニー生命調べ)

1位 貯蓄に回す
2位 生活費にあてる
3位 自分にちょっといいものを買う
4位 親への贈り物を買う

時代を反映しているということもあるのかもしれません。

■初任給の使い道、海外では

熊崎風斗キャスター:
そして、日本を訪れている外国人観光客が非常に多いということで、外国人の方にも、初任給をどのように使ったのか伺いました。

アメリカからの観光客
「初任給の思い出といえば、ずっと欲しかったすごく高価な楽器を買ったことです。贅沢に使いました」

こちらの女性はお医者さん。初任給はというと…

イスラエルからの観光客
「アイスランドに旅行に行って使いました。(Q.初任給はいくらだった?)約53万円。(全額使って)気分が良かった」

たまたまなのかもしれませんが、外国人の方に聞いた限り、結構豪快に使われている方が多かったかなという感じでした。

他にも、社会人の先輩、こちらの50代男性の初任給は約18万円だったそうです。

まず、母親にプレゼント。残りは全額ディスコで着る洋服代(約17万円)に使ったということでした。「当時の自分に『初任給は“貯めておけ”』と言いたい」と話していました。

それから、SNS上にはこのような声がありました。

「思い出に残ることに使えばよかったとちょっと後悔」
「給料が翌月払いだったことをすっかり忘れていて焦った…」

ホラン千秋キャスター:
皆さん、思い出に残る使い方をされるんですかね。

==========
<プロフィール>
今村翔吾 さん
「塞王の楯」で第166回直木賞受賞、歴史・時代小説家。30歳までダンス講師。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。