パリオリンピック™で正式採用され今注目のブレイキン、実は熊本でもアツいんです。若きBボーイとBガールの挑戦に密着しました。
全国大会『ブレイキンサミット2024』
スポーツの聖地、国立代々木第2体育館で開かれたのが、小中学生が出場するブレイキンの全国大会。その名も「ブレイキンサミット」。
この大会に熊本から出場したチームがあります。熊本で磨いたダンスで、全国の強豪とわたりあいます。
熊本の若き実力者が集まる
この夏のパリオリンピックで初めて正式採用されたブレイキン。日本の第一人者 Shigekix(シゲキックス)がその技で世界を魅了しました。
その熱は熊本でも。
DANCE STUDIO T.O.P 村上智文さん(34)「蹴るタイミング、押すタイミング、左手で押すタイミング、これが全部重なるとスパっと上がる」
熊本市のダンススタジオでも子どもから大人までが理想のムーブを追い求めます。
村上さん「ストリートダンスの中で唯一、技を習得していく。音楽に合わせて、回るとか止まるとか」
コーチの村上智史(むらかみ さとし)さんは、ブレイキン歴20年の大ベテラン。その魅力を広めたいと、指導者としても活動しています。
そんな村上さんがさらなる魅力発信に向けて教え子と出場を決めたのが「ブレイキンサミット」。
熊本代表は小学3年生から中学3年生の6人。これまで村上さんが見てきた熊本県内の実力者です。
初めてチームを組んだ6人は、全国大会で審査員の目を引くため「チームメートの背中にのり、バク宙で着地する」という大技に挑戦していました。
「本来ならバク宙行く方がいい」
しかし…怖さからバク宙の大技を前にためらいが。
村上さん「本来はあそこからバク宙行く方がいい。本人がちょっと怖いからやめとこうかなと言ったんでやめたんですけど」
RYUBOUZさんの母「できるならやった方がいいと思う」
バク宙をするメンバーRYUBOUZ。決断を迫られます。答えは…。
村上さん「一回バク宙やる?やっちゃうか!」
不安を抱えながらもいざ仲間の背中へ。
そして…。
見事成功。新しい技を携え、東京へ向かいます。
村上さん「勝っても負けても子どもたちのプラスになる」
いざ東京へ
大会前日。大舞台への意気込みは…。
ITARU(中学1年生)「本番が迫ってきて緊張してきました」
RUI(中学3年生)「シゲキックスさんとか会いたいです」
いざ、東京へと飛び立ちます。
迎えた大会当日。チーム熊本の挑戦が始まります。
KEIGO(小学6年生)「予選を上がって優勝は絶対したいです」
KOHAKU(小学6年生)「ビビり散らかしてます」
48チームが予選を戦い、上位16チームがトーナメントに進みます。会場にはパリオリンピック日本代表のシゲキックスの姿も。
熊本は初戦で新潟のチームと対戦。
バトルではソロでのダンスとチームダンスを互いに踊りその完成度や技術の高さを競います。
技が決まると…チーム全員で一体感を生み出します。
結果は…2対1で見事勝利!
バトル後は互いに検討をたたえ合います。
RUI(中学3年生)「めっちゃ楽しかったです。次も楽しみたい」
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