地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市大谷地区の小中学生が、町の復興のためにと地域の魅力を発信する商品を制作しました。
少子化の影響などで小中一貫の義務教育学校として運営が行われている大谷小中学校。子どもたちが、商品を梱包する作業などに追われていました。
珠洲市の復興に向け何かできる事はないかと発案したのが、大谷地区の魅力を詰め込んだカプセルトイです。
シーグラスや貝殻など地域の魅力が詰まったカプセル
石川県内の大学生や東京の広告制作会社などからサポートを受けながら、9月22日に珠洲市で行われるマルシェで販売します。
水上しゅりさん「これは海に落ちているシーグラスに磁石を貼って、何かに付けれる物です」
大谷地区の海岸でとれたシーグラスや貝殻などを使ったピンバッジ、キーチェーンなど、どれも地域の魅力がいっぱい詰まっています。
村上アメティスさん「海とか夏が好きな人に(当たって欲しい)何か爽やかな感じの」
絶対嬉しいよね!それ当たったら
教師「絶対嬉しいよね!それ当たったら」
川端駿介さん「やっぱり袋に入れると商品という感じがするというか、よりちょっとだけ高級感が出て本当に売れるんじゃないかという自信が出てきましたね」
発災前は23人いた大谷小中学校の子どもたち。しかし、避難生活などの影響で今はたった5人しかいませんが、子どもたちはみんな笑顔で手作りの商品をカプセルに詰めます。
購入金で「珠洲の復興とかに繋げていけたらな」
川端美冬さん「いっぱい買って欲しいし、大谷の事を知ってもらえたら良いなあと思います」
川端晃史さん「買ってほしいという思いもあるけど、そのお金で珠洲の復興とかに繋げていけたらなって思います」
大好きな大谷地区への思いがいっぱい詰まったオンリーワンのカプセルトイ。子どもたちが発案・制作したカプセルトイは500個の販売を目標にしています。
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