長野県内でクマによる人身被害が相次いでいることから、県は「ツキノワグマ出没警報」を出している5つの地域で、緊急のパトロールを始めました。

今月5日に女性2人がクマに襲われ重傷を負った松川村では19日、県や近隣市町村の担当者などおよそ10人が出て、パトロールを行いました。


目撃情報が多い河川敷に置いたセンサーカメラを低い位置に設置することや、捕獲用の檻の有効な設置場所など、県のクマ対策員のアドバイスを受けながら一つひとつ確認しました。

2024年度、長野県内でクマによる人身被害は10件11人にのぼっていて、クマの目撃件数も先月末時点で1094件と、前年度同時期のおよそ1.2倍にのぼっています。

県は今後「出没警報」が出ている上伊那、木曽、北信、佐久の地域でもパトロールを行う予定です。

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