青森県立中央病院と青森市民病院の「統合新病院」の整備場所が「県営スケート場一帯」に決まったことについてです。18日の県議会常任委員会で有識者の意見を取りまとめたあと、短期間で結論がでたことについて質問が相次ぎました。

県議会常任委員会の環境厚生委員会では18日、県議5人が「統合新病院」に関する質問をしました。

焦点となったのは「県営スケート場一帯案」が病院の候補地として決まるまでの議論の過程です。

12日の青森市の検討会議では、「セントラルパーク」を推す声が多く上がったのに対して、14日の市と県の有識者会議は「スケート場案」が最多になり意見が食い違うなか、16日のトップ会談で整備場所に決まっています。

これを踏まえ、新政未来会派の鶴賀谷貴県議は「なぜこのように短期間で決まったのか」と質しました。

県病院局 荒関浩巳 局長
「12日の検討会議も、14日の有識者会議も、その場でそれぞれの構成員から意見を聞き、整備場所の候補地については12日、14日とそれぞれ終焉した。判断する環境が整ったことを踏まえて、16日に知事と市長の会談で合意事項の決定に至った」

県は、病院の基本構想・計画を早ければ年内、遅くとも年度内には策定し、素案の段階で県議会に示すことや計画の進捗に応じて住民にも説明し、丁寧な対応を取るとして理解を求めました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。