架空の名目でギフトカードなどを発注して熊本県内でスポーツジムを運営する会社に約8200万円分の損害を与えたとして、元従業員の男が逮捕されました。
記者「石本容疑者は、熊本の事業所から本社にうその報告をして入金させたということです」
背任の疑いで逮捕されたのは、熊本市東区神園の会社員、石本真太郎(いしもと しんたろう)容疑者(39)です。
石本容疑者は当時、ジムを運営する会社に熊本の事業課長として勤めていて、2023年3月から9月に広島市の本社にうその報告をして、ギフトカードなどの代金として15回にわたり約8200万円を支払わせ、会社に損害を与えた疑いが持たれています。
警察によりますと、石本容疑者は架空の「顧客向けキャンペーン」などを名目に会社にギフトカードなどを求めていました。
東京や熊本などでフランチャイズとしてスポーツジムを展開しているこの会社によりますと、石本容疑者は発覚後の2023年11月に懲戒解雇されました。
石本容疑者は入手したギフトカードなどを売却していて、警察の調べに対し「遊ぶ金がほしくて、投資で金儲けをしたかった」と容疑を認めているということです。
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