17日午後、北海道室蘭市内でパスポートを携帯していなかったとして、自称30歳の中国人の男が逮捕されました。

出入国管理及び難民認定法違反の疑いで逮捕された、国籍や年齢すべてが自称の30歳の中国人の男は、17日午後3時半ごろ、室蘭警察署でパスポートを携帯していなかった疑いが持たれています。

警察によりますと、男は逮捕される前の日の16日、室蘭市内で自転車に乗って車と衝突する事故に遭いました。

男は、現場に駆けつけた警察官からパスポートを見せるよう言われると「ロスト」と説明し、けがの手当てのため病院に運ばれました。

翌日、手当てを終えた男は、事故の処理のため訪れた警察で、再びパスポートを見せるよう求められると「ホテルにある」と話し、携帯していなかったため、警察は男をその場で逮捕しました。

取り調べに対し、30歳の自称中国人の男は、容疑を認めているということです。

警察は、男がいつ、何の目的で日本にやって来たのかなど詳しく調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。