駅前の歩道橋工事をめぐり、契約額の設定が違法だとして住民監査請求です。

 大阪府の大東市は、JR四条畷駅に接続する歩道橋の建設をめぐり、去年、一般競争入札を3回行ったものの、参加したのはいずれも大阪市淀川区の建設会社1社だけで、入札は成立しませんでした。

 市はその会社と随意契約を結びましたが、契約額は初回の入札時の予定価格を5170万円上回りました。

 大東市議会の光城敏雄議員らは「最初の競争入札で決めた予定価格を変更できないと定めた地方自治法の施行令に違反している」として、5170万円の支払いを東坂浩一前市長に求めるよう、住民監査請求を行いました。

 (光城敏雄 大東市議)「5000万円以上の金額が違法に支出されているので、住民にとってかなり不利な契約」

 大東市は「現段階ではコメントできない」としています。

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