〈大相撲秋場所・十日目 17日 東京・両国国技館〉

中日で勝ち越しを決め、破竹の9連勝とまさに無双状態だった西十両十一枚目の尊富士(25=伊勢ヶ濱)は「大相撲秋場所」の十日目。

東十両十枚目の東白龍(玉ノ井)との一番に「叩き込み」で敗れ、土がついた。

17日の取組では、両手突きの東白龍がすぐに叩いて左に逃げ、そこに尊富士が乗じて出るも一歩及ばず。そのまま腹這いに落ちた。

無傷の10連勝とはならず、今場所初黒星を喫した尊富士はこれで9勝1敗となった。

【基本情報】
尊富士 弥輝也(たけるふじ・みきや)は青森県五所川原市出身の25歳。木造中学-鳥取城北高-日大を経て伊勢ヶ濱部屋に入門。3月の春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たしたが、右足首のけがのため、5月の夏場所は全休。十両に陥落した7月の名古屋場所は初日から休場し、中日の8日目から途中出場して2連勝したが、再休場していた。

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