17日正午ごろ、広島市安佐北区落合南にある県立高陽東高校のグラウンドで、体育祭の予行演習をしていた複数の生徒が、熱中症とみられる症状を訴えました。

消防と高校によりますと、このうち17歳から18歳の女子生徒4人を救急車で病院に搬送。このうち1人は重症の見込みで、3人は軽症の見込みだということです。
また、搬送された4人以外にもおよそ10人が気分不良を訴え、保健室で休んだり、早退したりしているということです。

高校では、体育祭の予行演習を朝からグラウンドで行っていたということです。予行演習は午後も行われる予定でしたが、中止となりました。
19日に行われる体育祭の本番は競技を一部減らし、午前中のみ実施する予定だということです。

高校がある安佐北区では三入の観測点で17日昼過ぎに最高気温35.5℃を観測するなど、35℃以上の「猛暑日」となっています。

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