台風14号は18日から19日ごろにかけて沖縄や奄美地方に接近する見込みで、強風や高波、大雨に注意が必要です。一方、北日本には20日ごろ、低気圧が通過して、前線が日本海に伸びる見込みです。暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となる見込みで、北日本から西日本にかけて大雨となりそうです。
気象庁によりますと、大型の台風14号は、17日正午にはフィリピンの東にあって、1時間におよそ45キロの速さで北西へ進んでいます。
中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっていて、今後発達しながら18日から19日ごろにかけて、奄美地方や沖縄地方に接近するおそれがあるとしています。
一方、日本の東にある前線が18日以降、日本の東~日本海西部へのびる見込みで、西日本から東日本では19日にかけて、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むほか、日中の気温上昇の影響で、大気の状態が不安定となる見込みです。
雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となる所があるとしていて、19日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風、ひょうに注意が必要です。
さらに、20日には低気圧が北日本を通過して、前線が日本海にのびる見込みです。
21日から23日にかけては、前線が日本の南岸まで南下するとしていて、24日は北上して東日本南岸から西日本付近にのびるとしています。
20日頃から22日頃にかけて、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで前線の活動が活発となる見込みです。この影響で、北日本から西日本にかけて大雨となり、前線の活動の程度などによっては警報級の大雨となる恐れがあるということです。
今週は次第に曇りや雨の日が増えてくる見込みで、20日(金)以降、3連休は曇りや雨の所が多くなりそうです。一方、週明けも東日本から西日本の広い範囲で雨が降りやすい天気となりそうで、ようやく最高気温も真夏日には届かなくなりそうです。
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