16日午後、長崎県南松浦郡新上五島町の海上で、素潜り中に行方が分からなくなっていた70代の男性が、自力で教会までたどり着き無事だったことが確認されました。

無事が確認されたのは長崎県内に住む70代の男性船長です。

男性は16日午後3時50分頃、友人1人と漁船に乗って新上五島町にある「相ノ島」付近で素潜りをしていたところ水面に上がってこなくなり、そのまま行方が分からなくなっていました。

五島海上保安署によりますと、17日午前10時前本人から「今は有福教会にいる」と110番通報があり、付近を捜索していた海上保安官が駆け付け、本人であることを確認したということです。男性はけがも体調不良もないということです。

海上保安部によりますと、素潜りしていた海域は潮の流れが速く、男性はおよそ1キロ離れた場所にある「有福島」の岸に流され、その後数百メートル離れた場所にある「有福教会」まで自力で歩き、そこで通行人に電話を借りて自ら110番通報したということです。

当時、海上保安部と県水難救済会が、船計7隻と航空機1機を出して男性の行方を探していました。

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