飼育されていた福岡市動物園で9月10日に死んだ12歳のメスのゾウが、骨格や筋肉についての研究のため国内の施設へ移送されました。

福岡市動物園で死んだ12歳のメスのゾウは、16日午前8時前、トラックで動物園から国内の研究施設へ向け移送されました。

死んだメスのゾウは、今年7月にミャンマーから来た4頭のゾウのうちの1頭で、9月6日にゾウヘルペスウイルスのPCR検査で陽性と判明。

治療を続けていたものの、10日に急に意識を失って倒れ込み、死んだことが確認されました。

原因は特定されていません。

死んだゾウが運ばれた研究施設では、骨格や筋肉についての研究が行われる予定で、骨格標本にすることも検討されているということです。

死んだメスのゾウとともに福岡市動物園に来た他の3頭のゾウは、健康状態に問題はなく、10月末に一般公開される予定です。

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