宮城県南三陸町の神社で15日、例大祭が行われ250年以上の歴史がある華やかな打囃子が奉納されました。

南三陸町の入谷八幡神社の例大祭で奉納されたのは、250年以上の歴史を持つ入谷打囃子です。子どもたちによる太鼓や笛の音に合わせ獅子舞と踊り手が華やかな舞を披露しました。その後一行は、神社を出発。花飾りで彩った山車とともに地区の中を練り歩き「一本松」と呼ばれる田んぼのなかの一角を目指しました。
入谷打囃子は江戸時代中期、猟師が射止めた猪をめぐり隣村との争いが起こった際、勝利を神社に祈願して奉納したのが始まりとされています。

参加した高校生:
「小さい頃から見てたのもあって上手に出来たのかなと思います」

入谷打囃子林際講・山内敏裕講長:
「子どもたちがこのお祭りを忘れないで、必ず後も続いてくれると思って我々も頑張っていきたいと思います」


入谷打囃子は、県の無形民俗文化財にも指定され毎年、入谷地区の各集落が持ち回りで奉納し受け継いでいます。

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