15日午後、気象庁は、日本の南に発生する見込みの熱帯低気圧が、今後24時間以内には台風に発達する見込みだと発表しました。
また、日本の南にはさらに別の熱帯低気圧があり、今後の気象情報に注意が必要です。
日本の南にある「熱帯低気圧」24時間以内に台風に発達する見込み
15日15時の観測によると、熱帯低気圧がマリアナ諸島の北緯11度55分、東経144度00分にあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。
熱帯低気圧の中心は、12時間後の16日3時には、マリアナ諸島の北緯14度20分、東経144度35分を中心とする半径100キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルが予想されます。
熱帯低気圧は、その後「台風」となる見込みで、その中心は、24時間後の16日15時にはマリアナ諸島の北緯16度00分、東経144度00分を中心とする半径130キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
台風の中心は、48時間後の17日15時には、日本の南の北緯22度05分、東経137度30分を中心とする半径200キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
72時間後の18日15時には、沖縄の南の北緯26度10分、東経129度25分を中心とする半径260キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
なお、熱帯低気圧や台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
日本の南にもう一つ「熱帯低気圧」発生
また、日本の南には、さらに別の熱帯低気圧も発生しています。
この熱帯低気圧は998ヘクトパスカルで、ほとんど停滞しています。
この熱帯低気圧が台風に発達するかは、現時点で分かっておらず、今後の動向に注意が必要です。
今後の情報にご注意ください。
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