今回は、気になる看板を掲げオープンした『テイクアウト専門店』をご紹介!

気になっていたお店も登場するかもしれませんよ?

色が正義…?

看板に大きく書かれた『茶色は正義』の文字。そしてその下には「茶色い弁当専門店」と書いてあります。

リポーター「謎が深まりますね」

この看板のお店は熊本市北区にある『茶色い弁当専門店 Ben×Ben(ベンベン)』 。今年7月にオープンしました。

看板の意味を山口オーナーに聞いてみると…。
山口拓人オーナー「茶色い料理って、大人も子どももみんな好きじゃないですか」

たしかに茶色い料理と言えば、唐揚げ、カツ、天ぷら…確かに老若男女問わず人気のメニューです。

山口オーナー「好きな “茶色” で人の目を引くようなキャッチコピーにしました」

リポーター「 茶色しか『勝たん』 じゃない訳ですね」

山口オーナー「そうですね。『勝たん』じゃなくて『正義』です」

メニューには勢ぞろいの茶色料理が

メニューを見ると、からあげ、照り焼きチキン、そぼろなど、茶色がメインの弁当ばかり。

1番人気は、からあげ弁当。1日60個ほど売れるそうです。

リポーター「(からあげが)4つ入っています。相当、デカいです。いただきます…うまい!!ほんのり甘い醤油とニンニクの風味が効いています!」

ーーこれ、どういうこだわりがあるんですか?
山口オーナー「私が芦北出身で、芦北の岩永醤油のしょう油を使って、唐揚げに染み込ませています」

リポーター「やっぱり自分が知っている知り尽くした醤油だからこそ味を引き出せるという」

山口オーナー「はい。あちらの専門店にも使っていますので」

そういってオーナーが示した先には…まさかの別の店が。

カウンターの向かい側に別の店???

惚れ込んだ「京都の焼き団子」

リポーター「こっちは違うお店ですか!」

もう1つのテイクアウト専門店は、串焼き団子専門店「Dan×Dan(ダンダン)」。1番の魅力は「焼きたての団子」をテイクアウトできること。

団子は、オーナーが惚れ込んだ京都の団子屋さんから取り寄せています。

1番人気は「みたらし団子」。タレは岩永醤油の醤油などを毎日継ぎ足して煮詰めています。

タレの沼にどっぷりと浸けるので商品名は「みたらしの沼」。ネーミングセンスは秀逸ですが、お味の方は…。

リポ―ター「ん~まぁこのお醤油のタレなんですか、すごい美味しいです。甘さもしっかりありますが、しょう油の塩気とコクが勝ってますね」

みたらし団子の他にも「あんこの丘」「ずんだの森」「きなこの山」という面白いネーミングのレギュラーメニューがありますよ。

リポ―ター「Ben×Ben(ベンベン)でしょ、Dan×Dan(ダンダン)でしょ。心はルンルンですね♪」

山口オーナー「うわぁぁ!ちょっとメモっていいですかね!!(笑)」

ぬれ菓子パイ?

続いて訪れたのは熊本市東区、「ぬれ系お菓子」という看板が。上を見るとのれんには「ぬれ菓子パイ」。

パイはサクサクだけど…ぬれ系?そもそも「ぬれ系」ってなんだ?

今年6月、熊本市東区の「乳菓子屋 小峯店」が「ぬれ系お菓子専門店」としてリニューアルオープンしたのです。

聞き慣れない「ぬれ系お菓子」とはどんなものか、樋口店長に聞いてみました。

ぬれ系お菓子専門店 乳菓子屋小峰店 樋口響希 店長「ぬれ系お菓子がですね…例えばこれが、うちの看板商品『ぬれパウンドケーキのミルク』です。ミルク風味のパウンドケーキに、特製のミルクシロップを染み込ませたもので『すぐ食べない』のがオススメの食べ方です」

ーー作って、どれくらいが1番食べ頃なんですか?
樋口店長「消費期間が5日間で、4日目が1番の食べごろです」

ミルクシロップを全体に浸透させる「熟成スイーツ」という事で、今回は特別に食べごろを用意してもらいました。

リポーター「しっとりを通り越しています。甘さは、そんなに強すぎない。どちらかというと、ケーキの生地とミルクの香りが、すごい立ってきますね」

7月に新しい「ぬれ系お菓子」が登場、その名も『パイぬれみるく』。その賞味期限は、なんと1時間。

時間が経つごとに、小国ジャージー牛乳をつかうとろとろのカスタードクリームが、少しずつパイのサクサク感を減らしてしまうのです。

リポーター「いただきます…うわっ!?ほぼ液体ですね、これ!それを受け止めるパイが、ものすごくパリッと感が立ちますよね。すごいわぁ~液体をパイに閉じ込めたんだ」

「くりーむパイ」のレギュラーメニューは3種類で、「いちご練乳と」「チョコレート」もあります。賞味期限1時間を推奨していますが、少し時間が過ぎても食べられますので安心してください。

さらに週替わりのフレーバーも1種類あるので、毎週訪れても楽しめそうです。

今回は気になる看板がきっかけとなって、おいしいテイクアウト専門店と出合えました。

皆さんも気になる看板を見つけたら「おいしい出合い」があるかもしれませんよ。

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