14日、北海道紋別市にある水産加工場で、中国人の40代の女性従業員が、ベルトコンベアに右腕をはさまれて重傷を負いました。

警察によりますと、14日午後5時ごろ、紋別市新港町にある水産加工会社の工場で、ベルトコンベアの清掃作業をしていた中国人の40代の女性従業員が、動いていたベルトコンベアに右腕をはさまれました。

女性は、右腕の複雑骨折と右ひじを脱臼する重傷です。

当時、女性はホタテの貝むき作業を終えた後、ホースの水でベルトコンベアを洗い流していましたが、流し落とせない貝殻があったため、手で取り除こうとしたところ、腕を巻き込まれたということです。

女性の悲鳴を聞いた同僚が、ベルトコンベアを停止させ「ベルトコンベアの機械に腕がはさまれたようだ」と消防に通報しました。

この水産会社では、ベルトコンベアが作動しているときは手を入れないよう指導していたということですが、警察は、当時の指導監督状況などを調べています。

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