能登半島地震による大規模火災で商いの場を失った輪島朝市は14日、近くの広場でイベントを開き、朝から大勢の人でにぎわっています。

朝市通りにほど近いマリンタウンでは14日、「輪島朝市カムバックイベント」が開かれ、朝から大勢の人が買い物に訪れました。

屋外での地元開催は地震後初めてで、会場にはなじみのあるオレンジ色のテントが30軒以上並び、訪れた人たちは海産物や地物野菜・輪島塗などを買い求めていました。

買い物客は「朝市は良い。みんな知った顔ばっかりやからね」と話していました。小松市から訪れた人は「がんばってほしい。何年かかるかわからないけど復興してほしい」と話していました。

店に立った女性は「朝市の近くで朝市が出来る事はうれしい。いつもになくニコニコできる。心からうれしい感じがする」と笑顔を見せていました。



輪島朝市は、今年7月からは市内の商業施設「ワイプラザ輪島」で出張朝市を開いていますが、元の場所での復旧はめどが立っていません。

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