今年の夏に全国で発生した山岳遭難は660件で、前の年より減った一方、水難事故は前の年より増え、488件に上ったことがわかりました。

警察庁によりますと、今年7月と8月の2か月間で全国で発生した山岳遭難は、前の年より78件減って660件だったということです。

警察庁は、遭難者が減少した理由について、東北の大雨やクマの出没による入山規制の影響で、登山者そのものの数が減ったからではないかとみています。

一方で、全国の水難事故は前の年より35件増えて488件。死者・行方不明者は242人で、このうち中学生以下が18人でした。

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