リニア中央新幹線の工事で、JR東海は住民から反対の声があがっている「要対策土」の使用について、対応策を公表しました。


JR東海は、大鹿村の工事で発生した基準値を超える重金属などを含む「要対策土」を、飯田市内の駅工事で使う計画です。

これに対し飯田市民などで作るグループが、使用に反対する要望書を市に提出するなど中止を求める活動を続けています。

JR東海は、駅の基礎に使うおよそ5,000立方メートルの要対策土について、周りを覆うコンクリートの内側に樹脂を吹きつけて、重金属などが漏れ出すのを防ぐ措置を新たに公表しました。

また、駅予定地周辺で、月1回の地下水の水質検査を行うとしています。

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