25日午前、北海道名寄市の林道で、男性がクマに襲われました。けがをしていますが、命に別状はないとみられています。

 警察によりますと、現場は名寄市智恵文の林道です。
 愛知県から観光の男性が「比翼の滝」を見るため、車で林道に入り、午前10時半ごろ、車から降りると、茂みからクマ1頭が出てきたということです。
 男性は空手をやっていて、クマの顔を蹴るなどし、抵抗するとクマは逃げていったということです。
 男性は、蹴った際、足を軽いけがをしましたが、命に別状はないとみられています。
 警察が男性から聴き取った話では、現場には、クマがもう1頭いて、どちらも体長1.5メートル前後だということです。

 名寄市ではクマの目撃情報が相次ぎ、19日午後5時45分ごろ、警察官らが名寄川で泳ぐクマ1頭を目撃。
 午後5時50分、ハンターが駆除しています。
 駆除されたクマはオスで、体長1メートル35センチ、体重は80キロほどでした。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。