通勤通学の時間帯の列車内で専門学校に通う女子学生(18)のシャツやジーンズをカッターナイフで切り裂いたとして、自称派遣社員の男が現行犯逮捕されました。

「女性が困る姿を想像して楽しむために切った」

25日午前8時50~55分ごろ、福岡市のJR鹿児島線千早駅から吉塚駅を走行中の列車内で、男がカッターナイフで女性の服やジーンズを切り裂くのを、警戒で乗車していた鉄道警察隊の隊員が発見しました。

男はその場で取り押さえられ、器物損壊の疑いで現行犯逮捕されました。

逮捕されたのは、福岡市東区箱崎に住む自称派遣社員・牧康平容疑者(36)です。

警察によりますと、女性や他の乗客にけがはありませんでしたが、女性のシャツは3センチ、ジーンズは7センチほど切り裂かれていたということです。

取り調べに対し、牧容疑者は、「切られた女性が困る姿を想像して楽しむために切った」と供述しているということです。

4月に入って、JR鹿児島線の博多駅から箱崎駅区間で同様の被害が複数件確認されていて、警察は牧容疑者の余罪も調べています。

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