日本の南で北上を続ける「台風13号(バビンカ)」。気象庁の発表する最新の実況情報によりますと、13日午後0時(正午)現在、「台風13号」は、日本の南を北西方向に時速30kmの速さで進んでいるとみられている。今後、14日~15日にかけては「強い勢力」へと発達しながら沖縄・奄美を通過する見込みだ。

「台風13号」は17日には中国「華中」で「熱帯低気圧」へと変わる見込みですが、今後一体どうなるのでしょうか?
気になる「台風13号」の今後の進路や勢力…。

13日午後0時半現在の「気象衛星ひまわり」の画像
13日午後0時半現在の「気象衛星ひまわり」の画像
13日午後0時半現在の「気象衛星ひまわり」の画像(トゥルーカラー)

以下、気象庁が発表する「台風13号(バビンカ)」の最新の実況と予想の詳細となります。
(◎のマークのある予報が台風が最も発達している日時の予報となります。)

「台風第13号(バビンカ)」の実況と予報
(気象庁・13日午後0時45分発表)

・13日午後0時(正午)の実況によりますと…
「台風13号」は、北緯22度50分、東経136度00分を中心に『日本の南』で北西方向に時速30kmの速さで進んでいるとみられています。中心の気圧は992ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。台風の東側650kmと西側330kmが秒速15m以上の強風域となっています。

・14日午前0時の予報によりますと…
「台風13号」は、北緯25度30分、東経133度10分を中心に『南大東島の東約200km』で北西方向に時速35kmの速さで進んでいるとみられています。中心の気圧は992ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。予報円の半径は75kmとなっています。

・14日午後0時(正午)の予報によりますと…
「台風13号」は、北緯27度30分、東経130度10分を中心に『奄美市の南南東約120km』で北西方向に時速30kmの速さで進むとみられています。中心の気圧は985ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。予報円の半径は105kmとなっています。

◎15日午前9時の予報によりますと…
「台風13号」は「強い勢力」に発達して、北緯29度55分、東経126度00分を中心に『東シナ海』で西北西方向に時速25kmの速さで進むとみられています。中心の気圧は970ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルとなっています。予報円の半径は185kmで、台風の全域280kmが暴風警戒域となっています。

・16日午前9時の予報によりますと…
「台風13号」は、北緯31度25分、東経121度20分を中心に『華中』で西北西方向に時速20kmの速さで進むとみられています。中心の気圧は975ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルとなっています。予報円の半径は260kmで、台風の全域370kmが暴風警戒域となっています。

・17日午前9時の予報によりますと…
「台風13号」は「熱帯低気圧」となり、北緯32度55分、東経117度10分を中心に『華中』で西北西方向に時速15kmの速さで進むとみられています。中心の気圧は1002ヘクトパスカルで予報円の半径は320kmとなっています。

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