天候不良で打ち上げを延期していたH2Aロケット49号機について、三菱重工は、9月16日に種子島宇宙センターから打ち上げると発表しました。

三菱重工によりますと、H2A49号機は、9月16日午後2時24分20秒から午後2時25分21秒までの間に、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。当初は9月11日に打ち上げる予定でしたが、雨や雷が予想されるとして延期されました。

49号機には、政府の情報収集衛星「レーダ8号機」が搭載されています。
外交・防衛などの安全保障や、大規模災害への対応など、危機管理のために必要な情報を収集する事実上の偵察衛星です。

今回の打ち上げ費用はおよそ118億円で、H2Aロケットは50号機を最後に、打ち上げ費用がおよそ半分の新型ロケット・H3に移行します。

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