愛知県西尾市の“うなぎ店”で、中国産のウナギを三河産と偽って客に提供していたとして、25日に運営会社と店主が書類送検されました。

不正競争防止法違反の疑いで書類送検されたのは、西尾市の人気うなぎ店「炭火職人うなみ」の男性店主（49）と店の運営会社です。

警察によりますと、この店は去年5月と10月、看板などにウナギを三河産と表示した上で実際には中国産のウナギを客に提供していた疑いがもたれています。

警察の調べに対し店主は「産地偽装と言われる犯罪とわかっていた」と容疑を認め「ブランド力にあやかり、売上を上げるため」と話しているということです。

去年4月から12月までの店の売り上げは約1億9709万円で、提供されたウナギの9割程度が中国産だったとみられるということです。

この店の蒲焼きは西尾市の｢ふるさと納税｣の返礼品として人気でしたが、市は取り扱いを停止しています。

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