きびしい残暑の中、青森県平川市の農業高校で全校稲刈り大会が開かれ、生徒たちが実りの秋の恒例行事を楽しみました。

出来秋の黄金の穂が垂れた田んぼ。
県立柏木農業高校の生徒たちが5月に手植えした「まっしぐら」です。

全校稲刈り大会には160人余りが参加し、4つの学科による対抗戦で稲刈りの技を競いあいました。

気温の高い日が続き、イネの登熟が進んだことから、2023年に続きいつもの年より1週間ほど早い大会です。

汗だくになった生徒たちは、鎌でテンポよくイネを刈ったあと棒掛けまでの作業を繰り返し、1時間余りで約15アールを刈り取りました。

女子生徒
Q.手際がいいけど?

「やったことがあります。3年生です。コツはくるくるひねって、トントントントン日野の2トンってやることです」

男子生徒
「暑いけどコメは実になってちゃんとなってる気がします」

柏木農業高校のコメ栽培は「グローバルG.A.P」の認証を受けていて、2年前から香港とシンガポールに『柏農米』を輸出しています。

12日に収穫した「まっしぐら」は、2025年1月に生徒代表がシンガポールを訪問して初めて売り込みをする予定です。

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