5年前の台風19号で被災し、復旧工事が進む宮城県丸森町の国道349号線で、長さ1.6キロのトンネルが貫通し、式典が行われました。

貫通したのは、国道349号線の「丸森第1号トンネル」1621メートルです。


式典では、丸森町や工事を請け負う会社などからおよそ40人が出席し、貫通を祝いました。
阿武隈川沿いを通る丸森町内の国道349号線は、2019年の台風19号で法面が崩れるなどの被害を受けました。
国は、特に被害が大きかった8キロの区間で、豪雨の際にも安全に通行できるよう山側を通る新たなルートの整備を進めています。

国土交通省宮城南部復興事務所・堀井一保所長:
「貫通が終わってこれからラストスパートに入るということで喜んでいる。災害に強く安全、安心で快適な地域にとって元気になる道路になると期待している」

「丸森第1号トンネル」では今後、壁をコンクリートで覆う工事や舗装工事などが行われ、来年夏頃の完成が予定されています。

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