青森県弘前市のランドマーク「中三」の閉店を受けて、元従業員などを対象にした再就職に向けた相談会が開かれました。
中三の経営破綻に伴う再就職支援などの相談会には元従業員81人が参加し、弘前市で開かれました。
老舗百貨店「中三」は1962年に弘前店がオープンして、弘前のランドマークとして人気を集めましたが、売上の低迷により8月29日付で事業を停止。85人の従業員が解雇されました。
11日の相談会では、参加した元従業員は国民健康保険加入の手続きや離職者を支援する融資制度などについて説明を受けていました。
参加した人は
「(解雇されたのは)すごく残念ですが、あまりそれを引きずってもいられないので前向きな気持ちをもって、1日でもはやく再就職したいと思っています」
「ショックでしたね。電話1本いただいたんですが、そのとき休みだったので、その電話1本来たときはびっくりして声がでなかったですね」
「きょういろいろ登録して、メールなり電話なりして窓口を幅広く探していけたら」
県は、今後就職活動をサポートする無料個別相談なども行う予定で、関係機関と共に元従業員の早期再就職を支援したいとしています。
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