新潟市教育委員会によりますと、新潟市立小針中学校で10日午後2時半頃、中学1年生の男子生徒が給食を食べたあと、のどのかゆみや腹痛を訴えたということです。生徒は、保健室で休んだ後、保護者とともに帰宅しています。

小針中では、家庭からのお弁当と複数メニューから選べる給食を併用したスクールランチ方式を採用していて、給食は市のホームページにアレルギー原因物質含有情報を掲載し、その情報を参考に生徒が予約していました。

メニューの枝豆フライには「乳」と「卵」が含まれていましたが、ホームページで公開したアレルギー情報にはその情報が記載されていませんでした。そのため「乳」「卵」のアレルギーがある男子生徒が10日の給食メニューのひとつ「枝豆フライ」を予約し食べてしまったとしています。
アレルギー原因物質含有情報の誤表示は新潟市西区、中央区内の8校で確認されていていますが、ほかに体調に異変が出た生徒の報告は確認されていないということです。

新潟市教育委員会はスクールランチ業者に市教委に提出するアレルギー原因物質含有情報の記載について確認の徹底を指示したということです。また市教委も情報をホームページに記載するにあたり、その食材メーカーが作成する食品成分配合表と照らし合わせて確認の徹底をするとしています。

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