最高裁判事に就任した裁判官の中村慎氏(62)が11日記者会見を開き、「判事の果たすべき役割を意識し、頭に汗をかいて誠心誠意、努力したい」と抱負を語りました。

大阪府出身の中村氏は1988年に判事補となった後、水戸地裁所長や最高裁事務総長、東京高裁所長などを歴任しました。

記者会見で「裁判官として大切にしていることは」と問われると、「事件に謙虚に向き合い、当事者双方の主張に耳を傾けること」と語り、「裁判は裁判官だけではできず、書記官などで作るチームが心を一つにして、望ましい解決に向けた努力が必要だ」と話しました。

また、この日は最高裁の事務総長に就任した氏本厚司氏(58)も記者会見し、「社会の司法に対するニーズをしっかりと受け止め、組織全体として適切に運営できますよう全力を尽くしていきたい」と意気込みを語りました。

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