札幌市は11日、直下型地震を想定した防災訓練を行い、市民ら約1200人が参加しました。

 太田湧一朗記者
「震度7の体験です。つかまっていないと立っていられません」

 この訓練は、災害に強いマチづくりと防災意識の向上のため、札幌市が毎年実施しているもので、今年は最大震度7の直下型地震を想定して行われました。

警察や消防などの関係機関と市民あわせて、約1200人が参加。

 けがをして動けなくなった人を担架に乗せて運ぶ訓練や、低い体勢で頭を守る「シェイクアウト」を体験しました。

 20代学生
「家で身を守れる場所がないと思った。いつ災害が起きても大丈夫なように、家の備えをしっかりしたい」

札幌市は「訓練を通して、万一の災害への備えを見直す機会としてほしい」としています。

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