大阪市の公立小学校で女子児童がランドセルを、むりやり持たされるなどのいじめを受けて転校した問題。児童と両親が提訴しました。

 訴状によりますと、大阪市の市立小学校で、当時小学1年の女子児童が2020年、下校中に同級生の男児からランドセルなどをむりやり持たされるいじめを複数回受けて、不登校になり翌年、転校しました。

 転校後、市教委は市長に「重大事態」と報告、第三者委員会はいじめと認定し「学校はいじめではなく児童同士のトラブルとして対応した」と指摘しています。

 女子児童と両親は4月25日午前、担任教諭らがいじめと捉えずに相手児童への適切な指導を怠ったため転校したとして、大阪市に対して約300万円の損害賠償を求めて提訴しました。

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