7日に告示された立憲民主党の代表選挙に立候補した4人が、11日能登半島地震の被災地を訪れ復旧状況を視察したほか、被災者と意見を交わし復興への課題を共有しました。

4人の候補者は石川県七尾市の和倉温泉を訪れ、地震で崩れたり傾いたりした護岸の修復に向けた説明を受けました。

また、建物の解体を余儀なくされている旅館からは悲痛な声も寄せられ、視察の後に行われた意見交換会では、雇用を守るための支援を求める声が相次ぎました。

野田佳彦氏「雇用調整助成金の延長の問題が出た。しっかり受け止めて政治として実現していかないといけないという決意を固めた」
枝野幸男氏「地域によって抱えている課題、状況が違うとこうしたものについては、状況に応じた柔軟な対応を政治の力でしっかり進めていかないといけないと思った」
泉健太氏「公費解体が進んでいない。そして業者の数が足りないということで、全国的な支援の枠組みを強化していきたい」
吉田晴美氏「この先の生活への不安が大きいと思う。産業支援、そして雇用の創出が街のにぎわいとなっていく。やっぱり人から始まる復興支援をやりたい」

候補者の4人は、11日午後6時から金沢市内で「防災・復興支援」をテーマに討論会に臨みました。

一方、自民党総裁選の候補者は16日に金沢市内で公開討論会を行うことになっています。

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